バッティングの基礎|右手の使い方、練習のポイント

正しいバッティングをするためには、右手と左手の使い方を意識したトレーニングが欠かせません。右バッターの場合、右手を正しく使うことがバッティングで一番大切だと言われています。 そこで今回は、バッティングの際の右手の使い方と練習のポイントを解説します。

<右手の使い方(右バッターの場合)>


右手の使い方 ※右肘に注目!
1.右脇を締めた状態でスタート。

【CHECK!】 バットのグリップエンドがキャッチャー方向を向いているか 右肘がグリップエンドより先にあるか
※ヘッドの位置が後頭部と右肩の間にくるように持つ。常にこの位置にバットがくることを意識!

2.スイングは右肘から入り、そのまま体の内側に残す。

【CHECK!】 グリップエンドをボールに向けるのではなく、右肘をへそまで抜いてくるようにスイング
※右肘から入ることで前の肩が開かずスイングができる。バットが体に巻きついてくる感覚を意識!

3.右肘を支点にしてスイングし、手首を返す。 正しく右手が使えているかのチェックには、普段使っているバットより短く軽いバットのほうがオススメです。短く軽いのでバットをスイングしやすく、右手の動きを意識した効果的な練習を行えます。

<ハンマーを使った右肘の使い方の練習> ハンマーを使った右肘の使い方の練習
脇を締めて右肘を内側に入れることと、肘を使って手首を返すことを意識して行います。 右肘を支点にしたスイングがうまく出来ていないとファールになってしまったり、右肘の位置が内側に入っていないことでヘッドが下がったりしてしまいます。

ハンマーを使った右肘の使い方の練習では、ハンマーの軌道と先端の向きによって普段の自分のバットの動きを理解することができ、ハンマーを使った練習を繰り返すことで正しい右手の使い方を身につけることができます。

正しいバッティングには右手だけでなく左手の使い方も大切です。 右手の正しい使い方を身につけたら、次は左手の正しい使い方を身につけましょう! 

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