軟式野球と硬式野球の違い

たけさんの野球便

運動するには一番良い季節となりました。
私は過ごし易い春秋より、夏、冬が好きです。

灼熱の中での試合や練習。
極寒の中での地道なトレーニングはしびれます!
それは、夏の試合は暑さの為に集中力が切れがちですし
冬のトレーニングは目標が定まらず、いい加減になりがちです。
ただ、この暑さ、寒さが厳しい時期に目標を持って、
地道に取り組んだ選手だけが、その先にある勝利を掴むのだと信じているからです。

苦しい事、辛い事から逃げずにしっかりと向き合う。
苦しい先には必ず明るい未来がある。
それをどれだけ信じれるか。
成功する自分をイメージして、苦しさを楽しむ。
そんな、苦しさが楽しめる夏、冬が好きです。

前置きはさておき、早速ですが、今回のテーマ「軟式野球と硬式野球の違い」について話したいと思います。

軟式野球と硬式野球はスポーツの種類が違う

よく、硬式野球上がりの選手が軟式野球をやった時に、高いフライを打ち上げて「惜しい!硬式ならホームランだよ!」「硬式打ちだからフライになるな」など聞いたことはないですか?

これは打ち方が同じだと考えれば言い訳としては分かります。

ただ、軟式と硬式の打ち方(ボールの捕らえ方)は違うものだと私は考えています。

硬式・・ボールの下半分に45度の角度でバットを入れて打つイメージ。
軟式・・ボールを潰すイメージで捕らえ、潰れた反発で強い打球を打つイメージ。

どちらも、私の経験上ですから人それぞれ違うと思います。

私は硬式野球、軟式野球で考え方、打ち方を変えて常に試合に望んでいました。

あとは道具の違いです。

使用する道具は、ボール、バット、グラブ、全て違います。
(軟式で硬式用のバットやグラブを使う選手はいますが、硬式で軟式バットやグラブを使う選手はあまりいません。素材が違うので危険な為)

軟式野球はゴムボールを使う為に、打球の跳ね方や、反発力が硬式ボールとは全く異なります。
(硬式ボールはコルクやゴムの芯に糸を巻き付け、それを牛革で覆い縫い合わせて作られています。原則として1球あたりの縫い目は108個とされている)

その為に軟式野球と硬式野球は戦略から展開まで全く異なる試合内容になる事がほとんどです。

まず、軟式野球はレベルが上がれば上がるほど点が入らなくなります。

これは硬式ボールと比較して打球の飛距離が出ず、クリーンヒットや長打が続けて出る機会が少ないためです。

また、軟式ボールはゴムで出来ている為によく弾みます。
それを利用した攻撃を作戦として用いられる事が硬式との違いでもあります。

例えば、送りバント。

硬式は野手がいない所に打球の勢いをなくして転がします。
(バットの先端で捉え、ボールの勢いを吸収して弱く転がします)

軟式は、ボールを真下に強く打ち付けて、高くバウンドさせ、その高さの空間を利用してランナーを進めます。(高く弾めば、野手が捕るまでに時間が掛かる)

このバントはかなりレベル高いですが、全国大会に出てくるチームは簡単にこのバントを成功させてきます。(一度、全国レベルの軟式野球を見ると、野球観が変わります)

高く弾むボールを利用して、どの様にランナーを次の塁に進め、1点をもぎ取るか。これが軟式野球の醍醐味だと思います。

また、スクイズの外し方も大きく違います。

硬式は、キャッチャーが立ち上がり打者の手が届かない場所に外しますが、軟式は打者の顔近くを狙って投げて来ます。

これは、キャッチャーが立ち上がり外すタイミングで三塁ランナーが止まる技術を持っている事から、それを防ぐ為に、スクイズの可能性がある場合はキャッチャーは立ち上がらずに、インコースを要求し、顔付近に投げてきます。

当然、避けながらのスクイズなので空振りの可能性が高く、ランナーはキャッチャーが外していないので、そのままホームに走ってきタッチアウトになります。

硬式では危険すぎて、まず出来ない配球です。

アウトの生産性と言いますか、アウトの取られ方がより重要視されるのが軟式野球だと思います。(無駄のないアウトの取られ方)

最後に

高校で甲子園を目指すなら早くから硬式をやった方が有利ではないか?とよく聞かれます。

私は、こう答えます。

スポーツとしてどちらを楽しめるか
楽しいかを考えて選んだ方が良いと。

また、当然ながら硬式ボールは軟式ボールより固いので、身体に当たった場合、ケガのリスクは軟式ボールよりは高くなります。

その点も踏まえて、軟式チーム、硬式チームを見学に行き、指導者の方の声掛けに耳を傾けてみる事も必要だと伝えます。

硬式野球は解りやすい野球。
軟式野球は難しい(考える)野球。

硬式野球が考えないと言うワケではないですが、点が入りにくい軟式野球はどうやって1点を取って、1対0で勝つための手段を様々な角度から考えなくてはいけません。

そのために、難しい野球と言う表現になってしまいました。念の為に誤解なく!

結論 軟式野球、硬式野球、どちらも楽しい!
野球は、楽しく、元気にやるスポーツ。

これからも、楽しい野球普及に微力ながら力を入れて行きます。

以上 ゲームセット。

 

 

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