グランド整備|梅雨の時期のグランド整備~自分たちで出来るグランド整備方法とは?②

雨上がり後、グランドが乾いてすぐに使用する場合

前回は、ぬかるんだグランドをすぐに使用する場合の応急処置的な対応をご紹介いたしました。 ここでは、グランドが乾いてすぐに使用する場合の整備方法をご紹介いたします。 まずは、グランドが乾いたばかりの状態はこんな感じ。

雨上がりグランド

上の写真のように、水分が無くなった状態になってすぐにグランドを使用する場合、表面をより速く乾かすために、ブラシやハケをみんなで掛けます。 マウンドを中心に弧を描きながら掛けていくと、表面が徐々に乾いてくるのが見えるはずです。

熊本県立宇土高校グランド整備⑤

これでグランドは使用出来ますが、本来グランド表面を覆う柔らかい黒土は、雨のせいで下の方に沈み、表面には砂が出ている状態なので、このままグランドを使い続けるとグランドは固くなり、コンディションが悪くなっていきます。

グランドに敷かれている本来の黒土を元の状態に戻すには、日照時間のある時のトンボ掛けが大変重要です。 次回は、トンボの正しい掛け方をご紹介いたします!

<釘レーキ付トンボ>https://japan-ballpark.com/collections/ground/products/70.html

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