グラウンド整備にかける想い!|ボールパーク施設管理部・グラウンドキーパーたちの仕事を追う!~散水編

適度な水分を与えないと土は枯れてしまう

グラウンドにとって雨は土が流れるため、あまり良いことではありませんが、適度な水分を補給させることはグラウンドにとっては必要なことです。

<1日の締めくくりで散水を行う>

散水は試合前に行うというイメージがありますが、弊社スタッフはその日最後の整備後に撒く散水を何よりも大切に考えています。これは翌日のグラウンド状態を良くするためのこと。アフターケアです。

一日中太陽に照らされ、使用されたグラウンドを綺麗に整備し、その日の最後に水を巻いた後に耳を澄ますと、土が呼吸しているのが分かります。

土は生きているんですね!

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散水のタイミング。風向きや天候を読むことが大事!

散水で大切なことは水を溜めないことです。ではどうすればムラ無く綺麗に撒けるのか、、、

まず風を読みます。逆風の中散水を行っても、風で戻され同じところに溜まってしまいますし、自分にもかかってしまいます。風上に立ち、しっかりとホースを持って弧を描くような角度で撒くと風に乗り、綺麗な散水ができるのです。時には美しい虹がかかることもあります。

 

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また天候も考えないといけません。散水し、きれいに撒けたと思っても、その後、雨が降り出しグラウンドが余計に水浸しになってしまう事があります。天候を読むことも大切なことです。

その日の利用者に限らず、次の日の利用者にも気持ちよくグラウンドを使っていただきたいという、おもてなしの気持ちも大切にしています。

たかが散水。されど散水。

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