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日本野球連盟では、社会人野球で使用できる木製バットについて以下のとおりとする。
(1)公認野球規則「3.02 バット」によるものとする。ただし、BFJアマチュア野球規則委員会と全日本野球バット工業会との合意に基づくバットでなければならない。
※BFJアマチュア野球規則委員会と全日本バット工業会の合意に基づくバットとは、所定の位置に「BFJ ロゴマーク」(図①)が押印されているものである。
(2)前項(1)のただし書きにもかかわらず日本プロフェッショナル野球組織により承認を受けているバットについては使用を認める。
※日本プロフェッショナル野球組織により承認を受けているバットとは、所定の位置に「NPB ロゴマーク」(図②)が押印されているものである。
(3)前項(1)にもかかわらず木片の接合バット及び竹の接合バットの使用を認める。
ただし、全日本バット工業会より公示されているブランドのものでなければならない。
(4)テーパ部を樹脂等で補強したバットの使用を認める。ただし、公認野球規則 3.02(c)に記載の範囲内とする。また、前記(1)から(3)のいずれかに該当するものでなければならない。
(5) 着色バットの使用を認める。ただし、使用できる着色バットは、日本アマチュア野球規則委員会運用基準によるものとする。
【着色バットに関する運用基準】
アマチュア野球で使用できる着色バットは以下のとおりとする。原則として、毎シーズン始めに当委員会で認可をする。
(6) 前記(3)によるバットについては、着色バットに関する運用基準の②を適用しないものとする。
(7)バットのグリップエンド以外にチーム名および個人名を表記することはできない。
(a)バットはなめらかな円い棒であり、太さはその最も太い部分の直径が2.61インチ(6.6cm)以下、長さは42インチ(106.7センチ)以下であることが必要である。バットは1本の木材でつくられるべきである。
「付記」接合バットまたは試作中のバットは、製造業者がその製造の意図と方法について、規則委員会の承認を得るまで、プロフェッショナル野球(公式試合及び非公式試合)では使用できない。
(b)カップバット(先端をえぐったバット)バットの先端をえぐるときには、深さ1 1/4インチ(3.2センチ)以内、直径1インチ以上2インチ(5.1センチ)以内で、しかもそのくぼみの断面は、椀状にカーブしていなければならない。なお、この際、直角にえぐったり、異物を付着させてはならない。
(c)バットの握りの部分(端から18インチ(45.7センチ)には、何らかの物質を付着したり、ザラザラにして握りやすくすることは許されるが、18インチの制限を超えてまで細工したバットを試合に使用することは禁じられる。
「付記」審判員は、バッターの使用したバットが、バッターの打撃中または打撃終了後に、本項に適合していないことを発見しても、バッターにアウトを宣告したり、バッターを試合から除いたりする理由としてはならない。
「注1」我が国のプロ野球では、金属製バット、木片の接合バット及び竹の接合バットは、コミッショナーの許可があるまで使用できない。
「注2」アマチュア野球では、各連盟が公認すれば、金属製バット、木片の接合バット及び竹の接合バットの使用を認める。(ただし、接合バットについては、バット内部を加工したものは認めない。6・06d参照)
「注3」アマチュア野球では、金属製バットを次のとおり規定する。
①最大径の制限=バットの最大直径は、67ミリ未満とする。
②質量の制限=バットの質量は、900グラム以上とする。なお、金属製バットの質量とは完成品であり、ヘッドキャップ(一体成形等により、ヘッドキャップを用いていないものにあっては、それと同等の部位)、グリップエンドノブ、グリップテープを除いた本体の質量は、810グラム±10グラム以上とする。
③形状の制限=金属製バットの形状は、先端からグリップ部までは、なだらかな傾斜でなければならない。
なお、なだらかな傾斜とは、打球部からグリップ部までの外径の収縮率(全体傾斜率)が、10%を超えないことをいう。
また、テーパー部の任意の箇所においても、50ミリの間での外径収縮率(最大傾斜率)は、20%を超えないことをいう。
「軟式注」軟式野球では、この規定を適用しない。
(d)プロフェッショナル野球では、規則委員会の許可が無ければ、着色バットは使用できない。
「注1」我が国のプロ野球では、着色バットの色については別に定める規定に従う。
「注2」アマチュア野球では、所属する連盟、協会の規定に従う。